「おすわり」や「フセ(伏せ)」ができるようになったら、最後に残ったワンちゃんの基本姿勢のひとつともいえるマテ(待て)をトレーニング!
おすわりやフセ(伏せ)と合わせて、このマテ(待て)の姿勢を保てるようになると、仔犬(子犬)の突発的な行動のほとんどを抑えることができます。
散歩中の急な道路への飛び出しや買い物でちょっと待っていてほしいとき、
食事を与えるとき、部屋の中で騒いでいるときなどのトラブル防止に役立ちながら、お利口犬への道もワンステップアップ!
マテ(待て)のトレーニングも、フセ(伏せ)と同じようにおすわりの状態からスタート!片手には仔犬(子犬)が大好きなおやつやおもちゃなどのごほうびを持ってはじめましょう。
仔犬(子犬)におすわりをさせ、仔犬(子犬)の横に立つようにします。
仔犬(子犬)の顔の前に手を広げて、「マテ(待て)」「ステイ(Stay)」の号令をかけます。
仔犬(子犬)が「マテ」の号令で動かないようだったら、少し離れてみましょう。 仔犬(子犬)が姿勢を崩したり、ついてくるようなら、もう一度「マテ」の号令を。それでも動くようなら、はじめからやり直します。
マテ(待て)の姿勢をキープできるようになったら、だんだんと仔犬(子犬)との距離を広げていきます。
マテ(待て)の姿勢をある程度キープできるようになったら、「ヨシ」の号令で解除してあげましょう。
仔犬(子犬)は、じっとしていることが苦手です。最初は焦らず、少しの間でもじっとしているようなら、おもちゃで遊んであげたり、おやつをあげたり、おもいっきり褒めてあげてください。褒めてあげることで仔犬(子犬)は、じっと待っていると遊んでくれる、おやつをくれると、だんだんと学習していきます。